セサミンの歴史は浅いのですが、セサミンが含まれているゴマには、世界各国古くから歴史があります。
古代エジプトや日本でも愛用され、重宝されていたごまですが…
セサミンがたっぷりと含まれているゴマは、中国でも愛用されていました。
中国ではどのようにゴマが使われていたのか?
中国に関するセサミンの歴史をご説明します。
●中国で愛用されていたゴマについて
中国でゴマが食べられ始めた時期は諸説ありますが、現在、詳細な時期は判明していません。
ですが、古代エジプトと同時期には、既に食されていたのではないかと考えられています。
そんなゴマですが、中国では食材としてはもちろん、薬の一種としても利用されていました。
母乳の出が悪くなってしまったお母さんに飲ませたり…
白髪や抜け毛が増えた方が、積極的に食べていたという説もあるようです。
これは、ゴマに含まれているセサミンの、血流改善効果が理由と考えられますが…
当時そんなことがわかっていない状態であったにも関わらず、食されていたのですね。
●中国では老化防止や不老長寿の薬としても使われていた?!
また中国では、老化防止や不老長寿の薬としてもゴマが愛用されていました。
ゴマを食生活に取り入れることで、健康に効果があることに間違いはないのですが…
古くから中国では、ゴマの健康パワーが知られていたようですね。
ゴマの生産量が世界二位である中国。
昔からこれだけゴマを多用していた民族だからこそ、高い生産量を誇っているのかもしれませんね。
●現在の中国でもゴマは愛されている?
現在の中国でも、もちろんゴマは愛されています。
輸出量が多いことでも有名なのですが、実は、ゴマの消費量が多いことでも知られているのです。
料理に使われることはもちろん、現在でも薬の成分としてセサミンを利用する人がいるそうで…
セサミンを抽出し、疲労回復や血流改善、病気予防に役立てているご家庭は少なくありません。
ゴマは日本のみではなく、中国でも愛され続けている食材なのですね。